アメリカの男らしさを体現する男

ベンアフレックは、マットデイモンと共に若かりし頃から脚本家としても脚光を浴び、近年は監督としてもその才能を開花させている多彩な俳優さんです。

 

そんな彼の魅力と言えば、「いかにもアメリカらしい”男らしさ”」ではないでしょうか。タフで筋肉隆々の体格に甘いルックスや、バッドマンに抜擢されるほどの割れたアゴ、そしてどこか親しみやすい雰囲気が、スポーツマン風でいかにもアメリカ的男らしさを体現している気がします。

 

特にそんな魅力がハマった作品が、「ゴーン・ガール」でしょう。妻の失踪事件の容疑を掛けられ奔走する、世間的な人気はあるけれど、どことなく軽薄でちょっと情けない夫役が、これまでになく見事にハマっていて、まさにベンアフ史上ベストアクト!と言いたくなってしまいました。アクション映画でも映える俳優さんですが、こういったドラマ作品に入る中で、どこか切なく暗い影を見せてくれるところも、意外な一面を垣間見たようにドキッとするのでいいなと思っています。

 

今後も体育会系の俳優としては勿論、「アルゴ」での監督業で見せた作品選びのセンスやザラついた時代の切り取り方など、その手腕を多方面に発揮してほしいなと期待しています。